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今後の住宅ローン金利を予測してみる


住宅ローンを組んでいる人、これから利用しようと思っている人が気になることと言えば、やはり金利ですよね。今現在(2012年3月)は金利引き下げ競争が激化し、歴史的に最低水準の金利になっています。これから金利は上がるのか、このまま低水準で推移するのかによって、変動金利にしようか、固定金利にしようか迷うところです。ここでは、FP岩井がこれからの金利推移について予測してみたいと思います。あくまでも予測ですので参考程度にご覧ください。

住宅ローンの金利はどのように決まるのか


まずは住宅ローンの金利はどのように決まるのか、説明させていただきます。

住宅ローン(変動金利)の説明書には、「4月1日、10月1日の短期プライムレートを基準として毎年2回利率の見直しを行う」と書いてあります。短期プライムレートとは、銀行が企業に貸し出す金利で最も条件の良い金利の事です。そしてこの短期プライムレートは、日本銀行が発表する政策金利を基に決められます。

政策金利とは日本銀行が金融機関に融資する際の金利の事で、政策金利を決める金融政策決定会合という会議で決められます。金融政策決定会合は毎月行われていて、必ずニュースや新聞で報じられるので、ちょっとだけ気にしてみてください。

ちなみに今現在はゼロ金利政策がとられ、ほとんどゼロに近い条件で貸し出しています。だから住宅ローンもかなりの低金利になっています。

今後の金利動向予測


日本は長引く景気低迷、デフレに悩まされ、景気回復の兆しがなかなか見えてきません。日本は工業国なので、海外に自動車や電化製品を売って外貨を稼いでその地位を築いてきましたが、欧米経済は日本以上に悪く、消去法で日本の円が買われて超円高状態が続いています。円高と言う事は日本の製品が高くなるので売れにくくなり、結果的に日本にもお金が回ってこなくなっています。

欧米も日本も、現在の景気低迷を打開するシナリオがなかなか見えてきません。このまま落ちていくのを予想はしたくありませんが仕方ありません。

つまり、金利はしばらくは低水準のまま推移するのではないかと予想します。

金利低水準が続けば住宅ローンを組んでいる人にとってはいい事かも知れませんが、喜んでばかりはいられません。景気が回復しないと、当然ですが給料の上昇も見込めません。場合によってはリストラや賃金カットもありえます。

それでは、ずっと金利の低水準が続くかと言えば、そんなことはないと思います。

よくニュースなどで『国の借金が・・・』などというニュースを聞きますよね。国の借金とは国債の残高の事です。国は税金で運営されていますが、税金だけで足りない時に国債を発行して資金を集めます。この国債の残高=借金と言う事ですね。

幸いにして日本の国債は、債権のほとんどが日本国内なのですが、これ以上国債残高が膨らむと、誰も国債を買わなくなってしまいます。貸したお金が返ってこないリスクが出てくるからですね。

でも、国はお金が必要です。増税にも限度があります。最終的には調整インフレしかないと思います。調整インフレとは意図的にインフレに持っていくことを言います。インフレ=物価上昇ですから、金利も当然上がります。

まぁ、ここまで来るとオカルトの世界ですが、要約すると、

・しばらくは低水準が続く
・国債が売れなくなったら急騰するかもしれない

って事です。